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カラコンの色素沈着や乾燥への対策と予防法

カラコンの色素が落ちる色素沈着は、目に良い影響をもたらすものではありません。
詳細な目への影響は解明されていないのが現状ですが、レンズの着色部分と同じ位置に傷がついていたケースは実際に確認されています。
さまざまな目のトラブルの原因になる可能性が高いです。
そのため、色素が目に直接触れないよう着色方法が工夫されているカラコンを選ぶのがおすすめです。
具体的には、キャストモールド法で作られているカラコンは色素沈着しにくいことが知られています。
キャストモールド法というのは、お椀上の型にレンズの原料を流し込んで、上からプレスしてレンズを作成する手法です。
色素も一緒に流し込んで作るため、着色部分がしっかりレンズに閉じ込められています。
安全性の高い色素沈着しにくいカラコンが良い人は、キャストモールド法で作られたカラコンを選びましょう。
ただ、キャストモールド法で作られたカラコンは、基本ワンデータイプしかない点にはご注意ください。
また、色素沈着だけでなく、目の乾燥を引き起こしやすいカラコンにも注意が必要です。
具体的には、汚れたカラコンやサイズが合っていないもの、さらに長時間カラコンを身に着け続けると、目の乾燥に繋がります。
少しの違和感が取り返しのつかない目のトラブルを引き起こす可能性もゼロではありません。
目は、人の体の中でも非常にデリケートな部分です。
カラコン装着時に少しでも目に違和感を覚えたら、すぐに外しましょう。
なお、乾燥対策として有用で簡単できるのは、目薬の使用です。
合わせて、酸素透過率の高いカラコンを選ぶと、目が乾燥しにくい環境を整えやすくなります。
この酸素透過率はDk/L値で表され、値が大きいほど酸素をよく通す、目を乾燥させにくいカラコンであると判断できます。
目の健康に必要なDk/L値は24.1(±2.7)以上とされているので、目の乾燥が気になる人は、これより大きい数字のカラコンを選ぶのがおすすめです。
最初から目の乾燥を引き起こしにくいカラコンを選ぶのが、一番確実かつ有用な乾燥を予防する方法です。

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